曇り のち 雨

2002年4月17日
さて、昨日の続きです・・・。

その狭い細道に入った私を待っていたのは、樹木のトンネルでした。
詳しく言うと、この道は山を切り開いて作った道のようで、道幅は車一台分。対向車とお見合いをしてしまった場合、道沿いにたまにある道幅の広いところまで戻らねばなりません。

で、左手は崖・・・。
右手は岩壁、しかも、整地はされていません・・・。
そして、道を覆うように広がる樹木の枝葉たち・・・。

年甲斐にも無く、すごく感動しました(笑)

辺りには民家も無く、ひたすら先の見えない道を走りつづけました・・・。

「夜の山は慣れた者でも怖い」とよく聞きます。
まさに、その言葉どおりでした。
途中、車を停め、ライトを消せば、聞こえるは虫の鳴き声だけ・・・。
空を見上げれば、星が綺麗に見えました・・・。

車を停めたのは開けたところだったのですが、まるで、この世に自分一人だけ置いてかれたような感じでした・・・。

そして、さらに道は続き、途中に民家を発見するも、「ここの子供はどうやって学校まで通うのか?」などの疑問も膨らむなか、車は「剣峠」に指しかかりました。

ちなみに、道中、車のスピードは常に30キロでした。
それ以上は危険でしたので(あせ)
しかも、先の見えない道の中、30km走りました(たきあせ)

この剣峠は、江戸時代に伊勢神宮への近道として作られ、当時は神宮へ向かう近道だったようです。
昔は、人や馬で賑わい、峠の茶屋などもあったようです。
神宮からこの峠を超えて、その先に見える「熊野灘」の海に昔の人は感動したともあります。

この話、まだ微妙に続きます(笑)

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