晴れ
2001年8月23日会社で大事件が発生。
会社というより、正確には現場があるコスモ石油構内である。
それは、前々から懸念事項とされてきた事柄がここに来て噴出したことです。今回のことで、私の会社にとってお客さんの会社のトップまでが絡んできました。うちの本社の部長クラス以上にまで話しが及びそうです。
何がそこまでそうさせたのかと言いますと、工事現場で通常取られるべき安全を確保しないまま、要するに横着して作業を繰り返していたことです。
現在、私達は地上12メートルの高さの石油タンクの屋根で作業しています。ここでは命綱を取って作業しなければいけないのですが、私達はそれを怠っていました。また、このタンクの屋根は、錆の侵食によってかなり薄くなっており、もはやベニヤ板のようになっております。この屋根を歩くときは、必ず足場板を引くことになっているのに、それも怠る。
今日は現場をお客さんが定期的にパトロールする日でした。パトロールが来たときだけ命綱を取っても、常日頃怠っている姿を赤と白の縞模様の煙突に備えられた監視カメラで見られてるので、何の効果も無し。しまいには、とうとう相手会社の支部長自らが屋根に登り現場の現状を確認。しかも、このとき、その現場を代理で監督していた私は10分ほどでしたが不在。
もう、すべてが悪いほうへ、悪いほうへと流れました。「たまたま、いなかった。」「たまたましていなかった」、・・・・・・。後でする言い訳なんてどうとでも言えてしまいます。でも、それでは誰も納得しませんし、それを毎回言ってしまうほうはあまりにも格好悪いです。
悪いのはすべてこちら。しかも私。大事が起きる前に見つかってよかったんです。
そういう安全作業の徹底は本来本当の監督さんの仕事です。しかし、外から見たら誰がということは関係ありません。「他人に任せるんなら、おまえは何のためにここにいるんだ」 これが社会です。
実際、私のほうが現場にいる時間は長かったので、この不始末はもちろん上司も一緒に怒られるわけですが、すべては私が作業に従事する職人さんに強く言えなかったのが原因。現場の安全を確保しつつ作業にあたらせるという本来の監督業務ができていませんでした。
つまり、仕事ができていなかったんです。四月に入社して早4ヶ月。自分は何をしてきたのか? 考えないと出てこないぐらい、「これをやった」というものがありません。会社は、「まだ、ぺーぺーだから」と見ているでしょうが、それに甘えていたらいつまでもそのまま。進歩は無く、会社および社会にダメだしを食らってしまいます。自分のやる気次第で仕事を覚えるスピードはどうとでもなるのに、それを最近の私は失念していて、現状に甘えていました。
今回の件は、そんな私の目を覚まさせてくれる好機であり、またこのまま事故が起きる前にこのような事が起きてよかったと私は捉えています。
今日この瞬間から、自分の与えられたポジションというものを再認識して、本来しなければいけない事をしていきたいと思います。
〜今日の教訓〜
絶えず、「今の自分は正しいのか」を再確認しながら、進んでいきたいと思います。言葉ではわかっていても、私は調子付いてそういうものを忘れてしまいますので、ここで改めて再確認。
会社というより、正確には現場があるコスモ石油構内である。
それは、前々から懸念事項とされてきた事柄がここに来て噴出したことです。今回のことで、私の会社にとってお客さんの会社のトップまでが絡んできました。うちの本社の部長クラス以上にまで話しが及びそうです。
何がそこまでそうさせたのかと言いますと、工事現場で通常取られるべき安全を確保しないまま、要するに横着して作業を繰り返していたことです。
現在、私達は地上12メートルの高さの石油タンクの屋根で作業しています。ここでは命綱を取って作業しなければいけないのですが、私達はそれを怠っていました。また、このタンクの屋根は、錆の侵食によってかなり薄くなっており、もはやベニヤ板のようになっております。この屋根を歩くときは、必ず足場板を引くことになっているのに、それも怠る。
今日は現場をお客さんが定期的にパトロールする日でした。パトロールが来たときだけ命綱を取っても、常日頃怠っている姿を赤と白の縞模様の煙突に備えられた監視カメラで見られてるので、何の効果も無し。しまいには、とうとう相手会社の支部長自らが屋根に登り現場の現状を確認。しかも、このとき、その現場を代理で監督していた私は10分ほどでしたが不在。
もう、すべてが悪いほうへ、悪いほうへと流れました。「たまたま、いなかった。」「たまたましていなかった」、・・・・・・。後でする言い訳なんてどうとでも言えてしまいます。でも、それでは誰も納得しませんし、それを毎回言ってしまうほうはあまりにも格好悪いです。
悪いのはすべてこちら。しかも私。大事が起きる前に見つかってよかったんです。
そういう安全作業の徹底は本来本当の監督さんの仕事です。しかし、外から見たら誰がということは関係ありません。「他人に任せるんなら、おまえは何のためにここにいるんだ」 これが社会です。
実際、私のほうが現場にいる時間は長かったので、この不始末はもちろん上司も一緒に怒られるわけですが、すべては私が作業に従事する職人さんに強く言えなかったのが原因。現場の安全を確保しつつ作業にあたらせるという本来の監督業務ができていませんでした。
つまり、仕事ができていなかったんです。四月に入社して早4ヶ月。自分は何をしてきたのか? 考えないと出てこないぐらい、「これをやった」というものがありません。会社は、「まだ、ぺーぺーだから」と見ているでしょうが、それに甘えていたらいつまでもそのまま。進歩は無く、会社および社会にダメだしを食らってしまいます。自分のやる気次第で仕事を覚えるスピードはどうとでもなるのに、それを最近の私は失念していて、現状に甘えていました。
今回の件は、そんな私の目を覚まさせてくれる好機であり、またこのまま事故が起きる前にこのような事が起きてよかったと私は捉えています。
今日この瞬間から、自分の与えられたポジションというものを再認識して、本来しなければいけない事をしていきたいと思います。
〜今日の教訓〜
絶えず、「今の自分は正しいのか」を再確認しながら、進んでいきたいと思います。言葉ではわかっていても、私は調子付いてそういうものを忘れてしまいますので、ここで改めて再確認。
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