曇り 時々 雨

午前中にラジオを聞いていたら、靖国参拝についていってました。

今、かなりの注目が集まっているこの問題。
毎年言われる事ですが、以外にも靖国神社の事はあまり語られません。
実は、靖国にとって8/15は特別な日でもなんでもなく、11/6が特別なんだそうです。

なんで、こんな日かというと、この日は会津藩が降伏した日だからです。意外でした。そうなってくると靖国とは一体なんぞやということになるんですが、これは大村益次郎が建てて、昔で言うところの朝廷、今で言う皇室のために戦で死んだ人を祭るところだそうです。

この定義からもれる有名な人としては、明治天皇崩御の際に夫婦で自決した忠臣で有名だった野木大将とか西南戦争をおこし逆賊の汚名を掛けられた西郷隆盛とかがあてはまり、彼等は祭られる資格がないとの事。

また、国が共同墓地を作り、宗教色をなくして政教分離を実施しようにも、戦争当時に戦地で死んでいった兵隊さんと国・天皇にはある契約があったと。

それは、赤紙1枚で死んでいく代わりに、死んだ後は靖国神社で祭ってあげるからなという契約です。ですから、死んでいった兵隊さん達の中には「死んだら靖国で会おうな」という一種の合言葉があり、共同墓地に移されたら、彼等の気持ちは一体どうなるのかというもんだいもありまして、一筋縄ではいかないそうです。

この問題で中国が怒る理由として、「中国は5000年の歴史を誇る大国。極東裁判で決まった賠償金18兆円(当時のレートで)を国交回復のときにこの賠償金をいらない」と言って、なしにしてくれたんですね。だから戦犯者も祭ってある靖国を参拝すると言う事は恩を仇で返す行為だととても怒っているんだとか。(中国人は面子を一番大事にするらしいです)

とまあ、自分も全然知らない事が新たに知れて、ちょっと考えさせる1日でした。

〜今日の教訓〜
　単純に良い悪いと決め付けるのではなく、きちんと物事を知ってから考えて、自分なりの意見を持たねばならないと実感。
　こういった問題に関してはみんなもっと議論を交わすべきだと思います。